いわき駅に15日「エスパル」「ホテルB4T」開業 初日はセレモニーも
JRいわき駅南口に15日、駅直結の商業施設「エスパルいわき」と、「ホテルB4T(ビーフォーティー)いわき」が開業する。
東日本大震災に伴う復興第1ステージ「常磐線全線運転再開」に続き、市の「第二次いわき市都市計画マスタープラン」などに基づく、駅周辺への都市機能の誘導・集積を図り、沿線活性化・持続可能なコンパクトシティ推進のための第2ステージとした事業の一環となっている。
商業施設「エスパルいわき」は仙台、郡山、福島、山形の4市に続く5店舗目。テナントのうち「ハワイアンズ キッチン マハロア」はリゾート感を意識した内装で、ハワイアンミュージックが流れる中、定番の料理やデザートが楽しめる。常磐興産では、いわき市の〝玄関口〟にハワイを感じる店を提供することで、市のブランドメッセージ「フラシティいわき」の醸成を図りたい考えだ。
同社が市内に直営レストランを出店するのは、東日本大震災による津波被災を受けて、閉店した小名浜の市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」の店舗以来となる。
またホテルには新システムを導入し、JR東日本発行のIC乗車券「Suica(スイカ)」を事前登録して、スマートフォンと活用することで、宿泊予約、チェックインからチェックアウトまで一連の手続きがスムーズにできる。
開業に合わせ、当日は午前11時20分からオープニングセレモニーが開かれ、終了後にエスパルいわき(正午から)、ホテルB4Tいわき(午後3時から)が営業する。