15日から「防災とボランティア週間」 子どもたちが災害への備え学ぶ
「防災とボランティア週間」が、15日から全国一斉に始まる。平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を機に制定され、今年も17日の「防災とボランティアの日」をはじめ、同週間中は市消防本部などによる防災体験イベントが、市内各所で繰り広げられる。地震を含むあらゆる災害への備えを強化し、防災に対する認識を深めることを目指していく。
これに合わせ、平消防署中央台分遣所(鈴木志郎所長)では13日、中央台飯野のMEGAドン・キホーテ ラパークいわき店で防災体験イベントを実施した。
店舗の利用者のほか、中央台北小の5年生たちが参加し、起震車や(無害な)煙の充満したテント内で視界の悪さを体感するコーナーなどを体験した。
水消火器を使った初期消火体験コーナーもあり、署員の指導を受けながら、「火事だ!」と大きな声で周囲に危険を知らせた後、〝ほうきで掃くように〟して、水消火器を向けた。児童たちは大規模な災害に遭遇したらどうすべきか、体験を通じて防災に対する意識を高めていた。