Ｊ２いわきＦＣ ２９日から鹿児島で合宿 鹿屋体育大や磐田と練習試合も

　今季からＪ２に参戦するいわきＦＣは２９日、鹿児島県鹿児島市内でのトレーニングキャンプ（合宿）をスタートする。２月３日までの６日間で、同１８日の開幕へ短期集中で個の技術と連携向上に努める。
　選手たちは昨年１２月２６日に新チームを始動し、１月１５日まで約３週間にわたり「鍛錬期」と位置付け、主にフィジカル強化に取り組んできた。合宿ではかごしま健康の森公園を練習場に、トレーニングを重ねる。
　初日は九州大学サッカーリーグ１部強豪校で、２０１９（令和元）年の天皇杯ではＪ１の名古屋グランパス（愛知）を３発粉砕し、〝ジャイアントキリング〟を成功させたことで一躍脚光を浴びた鹿屋体育大（鹿児島県鹿屋市）と対戦する。
　２月１日には、Ｊリーグを代表する古豪で、Ｊ２に降格したジュビロ磐田（静岡）と午前１１時からトレーニングゲームが予定されている。
　磐田は元日本代表ＧＫ川口能活（４７）をコーチに招へいし、ベテランのＭＦ遠藤保仁（４２）、東京五輪ブラジル代表メンバーで金メダル獲得のＤＦリカルド・グラッサ（２５）が残留した。１年でのＪ１復帰に向けて着実に組織を固めつつあり、トレーニングマッチは開幕戦以降の戦いを占う上での試金石となりそうだ。