金澤さん(勿来町出身)春夏秋冬描いた個展 29日まで・ギャラリーいわき
画家・アーティストの金澤裕子さん(勿来町出身)による個展「春夏秋冬の旅」が29日まで、泉ケ丘二丁目のギャラリーいわきで開かれている。
金澤さんは筑波大芸術専門学群を卒業し、空と鳥をメインに、古里の風景などを描いており、精力的に個展を開催している。いわき民報社発行フリーペーパー「個処から」にも協力し、表紙に作品を寄せている。
同ギャラリーでは2回目の個展で、いわき市や双葉郡の季節の風景など、アクリル画35点が展示されている。
新作としては、勿来地区がモチーフの抽象画に加え、常磐上湯長谷町のいわきFCパークを表現した作品もあり、J2いわきFCの運営元・いわきスポーツクラブの大倉智代表取締役が来訪して、金澤さんをたたえた。
個展に当たって、金澤さんは「季節によって、その瞬間しか見られない風景がある。こうした美しさを、作品に感じてもらえればうれしい」と話している。午前11時~午後7時(最終日は同5時)。水曜定休。