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最強寒波で小名浜92年ぶり冷え込み 真冬日は昭和59年以来

 いわき地方は25日、この冬一番の強烈な寒波の影響を受けた。気象庁によると、小名浜の最高気温は氷点下0・9度(午前11時26分)で、昭和6(1931)年以来92年ぶりの冷え込みとなり、明治43(1910)年5月の統計開始からは、2番目の低さを記録した。1日の最高気温が0度を下回る真冬日は、昭和59年以来39年ぶり。
 山田町の最高気温は氷点下1・8度(午後2時7分)。平成21(2009)年3月に設置されたため、統計開始以来初の真冬日だった。
 26日朝も厳しい寒さが続き、けさの小名浜は氷点下6・2度(午前6時40分)、山田町は氷点下7・0度(同7時2分)だった。その後は冬型の気圧配置が緩んだため、小名浜、山田町いずれも、午前9時ごろから気温が0度を上回った。
 常磐藤原町の川上渓谷では26日朝、不動滝や御前滝が凍り付き、自然が作り出した氷のモニュメントが出現して、幻想的な雰囲気に包まれていた。川上渓谷は湯ノ岳から流れる藤原川の上流で、僧侶の修行の場としてのいわれを持つ。

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