勿来で85歳女性の変死体見つかる いわき南署 事件・事故の両面で捜査
3日午後7時ごろ、いわき市勿来町窪田町通一丁目の民家から、家人の無職女性(85)が倒れていると、親族から119番通報があった。現場には救急隊が駆け付けたが、女性はその場で死亡が確認された。いわき南署は、居宅内における変死事案として発表し、事件・事故の両面から捜査を進めている。
女性は1人暮らしで、自宅は2階建て。親族は用事があって訪ねてきたといい、玄関を入ってすぐの1階廊下に倒れていたという。女性には外傷が認められ、同署は4日午後にも司法解剖を行って、死因について明らかにする方針。
現場はJR勿来駅から北西に約1・6kmで、商店や住宅が立ち並んでいるほか、近くには勿来高がある。同署は遺体発見直後から、4日早朝にかけて、周辺の市道にも規制線を敷いて封鎖したこともあり、事件と断定されてはいないが、住民からは不安の声が聞かれている。