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Jリーグ野々村チェアマン スタジアム規定「クラブと互いに考えたらいい」

 ■明治安田生命J2リーグ第1節 いわきFC2―3藤枝MYFC(18日、いわきグリーン)
 <いわきFC開幕戦 記事より>
 Jリーグの野々村芳和チェアマン(50)は、会場でいわきFCと藤枝MYFCの一戦を見届けた後、報道陣の取材に応じ、「開幕戦はどのカテゴリーでも難しいが、前半と後半でそれぞれが良いところを出せた」と振り返り、上を目指そうとする意気込みと、昇格に対する若干の不安が同居していたと指摘し、次戦以降も期待していると述べた。
 サッカースタジアムのあり方にも言及し、「いかに地域の人たちと、サッカークラブを中心に街を作っていくかという点が、Jクラブの面白いところ」と語った。
 現行の規定では、J1では1万5千人以上の入場可能数が求められているが、緩和について問われると、「緩和というよりも、どういうスタジアムが、その地域・クラブに必要かということが重要で、Jリーグとしても考えた方がいいと思っている」と強調した。
 さらに「Jリーグには一定のルールがあるが、ビジョンが正しいか、現実的かという部分も含めて、(クラブと)お互いに考えたらいい」とし、クラブとの話し合いを通じて、変更する可能性も十分にあると明かした。
 いわきFCを巡っては、ホーム・いわきグリーンフィールドに例外規定を適用して、J2ライセンスが交付されているため、新たにスタジアムの整備計画を示すことが求められている。
 仮にクラブの立地に合わせて、入場可能数が柔軟に対応できるようになれば、財源の面も含めて、建設に向けて前向きな材料となる。

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