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20代男性ランナーが死亡 サンシャインマラソン フルの途中で倒れる

 市は28日、26日のいわきサンシャインマラソンのフルマラソン(42.195km)で、県外から参加した20代前半の男性ランナーが13km付近(永崎字橋出)で倒れ、心肺停止の状態で搬送され、翌27日に死亡したと発表した。死因は不明で、市は個人情報の観点から把握していないという。大会会長の内田市長が28日午後3時から、詳細について公表した。
 市によると、男性は26日午前10時40分ごろに倒れ、医療スタッフが走る「メディカルランナー」のうち、すぐに救急救命士が駆け付けて人工呼吸を行ったほか、一般ランナーの医師2人も心臓マッサージを施し、大会運営にかかわる消防職員が自動体外式除細動器(AED)を持ってきた。
 他のランナーが119番通報をし、男性は間もなく到着した救急車で運ばれた。男性に持病は確認されておらず、当日に提出された健康チェックシートにも体調の異常を示す内容はなかった。
 内田市長は「亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。大会の対応には問題はなかったと考えているが、実行委員会で検証をしていきたい」と語った。
 いわきサンシャインマラソンで、ランナーがレースによって直接死亡するのは14回の大会で初めて。
 (紙面の一報から追記しました)
 

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