東洋システムに紺綬褒章 10度目消防車両寄贈も 庄司社長「地域のため」
市消防団に昨年4月、小型動力ポンプ付き積載車を2台寄贈した東洋システム(常磐西郷町、庄司秀樹代表取締役)に、紺綬褒章が伝達された。
同社では、東日本大震災で活動する消防の姿に感銘を受け、地域住民の安心安全のために災害に強いまちづくりを目指し、地域を守る消防団に役立ててほしいと庄司社長が願い、2013(平成25)年から消防車両を贈る活動を続けている。
伝達式が28日、市消防本部・平消防署統合庁舎4階会議室で行われ、大嶺常貴消防長から庄司社長に褒章が贈られた。庄司社長は「地域の安全を守る消防署員、消防団員の皆さんのモチベーションの向上とともに、ふるさと、いわきの防災、減災のためにともに活動したい」と決意を語った。
また、同社は新たに消防車両2台を市消防団に寄贈し、寄附受納式で目録を受け取った藁谷一雄副団長は感謝の気持ちを伝えながら、「市民の安心安全の確保、防災意識の向上などに活用していく」と、より一層業務にまい進することを誓った。
寄贈は今回で10度目となり、今回の2台を含め寄贈車両は合計24台となった。