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小川のアカヤシオ見ごろ迎える 磐越東線も8日まで徐行運転実施中

 小川町上小川の名勝、夏井川渓谷の籠場の滝から上流の錦展望台までの岩場に群生し、〝アカヤシオ〟の名前で親しまれている、ツツジ科の落葉低木イワツツジが見ごろを迎え、連日多くの見物客が訪れている。
 自生地の集落に実家があり、自宅のある南部地区から週に数度通っているという鈴木敏さん(69)などによると、今年の開花は例年より1週間ほど早い3月18日ごろ。例年は平・松ケ丘公園のソメイヨシノが咲くころに開花し、4月に入ってから見ごろを迎えるが、サクラと同様、近年は開花が早まっているという。
 また、開花の仕方にも変化があり、水面に近い岩場近くから稜線に向けて開花が〝駆け上がっていく〟が、今年は若干時間差はあったものの、一気に花が咲き誇った。
 「今年は桃、桜などの花々との共演もあり、〝三春〟以上の華やかさがある。今週いっぱいは見ごろが続くんじゃないかな」と鈴木さん。3日からはJR磐越東線の徐行運転も始まり、一面に咲き誇るアカヤシオを車窓から楽しむこともできる。1日上下線3本ずつで、川前~江田駅間の約2・2kmで速度を下げて運転している。8日まで。

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