四倉高 現校名で卒業する最後の生徒が入学式「学校と地域の懸け橋に」
県立高の入学式のうち、四倉高(原田大輔校長)は11日に式典が行われ、新入学生53人が希望に満ちあふれた表情で式に臨んだ。同校は2026(令和8)年度に、平商業高と統合して閉校する予定となっており、本年度の新入学生が同校として最後に卒業する学年となる。
式では、クラス担任が1人ひとりの名前を読み上げた後、原田校長が入学を許可。原田校長は式辞の中で、「周囲を思いやる気持ちと学びの姿勢を大切にして、高校生活を送って欲しい」などと生徒たちに呼び掛けた。
引き続き新入生を代表し、黒沢光正さんが「四倉高校を最後に卒業する者として、学校と地域の懸け橋になり、四倉の活性化に貢献します」と力強く宣誓。新入生たちは輝かしい高校生活に思いをはせ、期待に胸を膨らませていた。