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5月からJRが観光と自転車組み合わせた事業 いわき市は四倉・久之浜に

 JR東日本水戸支社(茨城県水戸市)は5月1日から、福島県浜通りと茨城県エリアの観光スポットと駅をサイクリングで結ぶ、予約不要・参加費無料の新たなイベント「駅からサイクリング(通称・駅サイ)」を始める。
 自分の自転車や、駅近くのレンタ・シェアサイクルを利用し、〝その土地ならでは〟の絶景や魅力が楽しめる8つのサイクルルートを提案した。いわき市では四ツ倉駅を発着点に、ワンダーファームなどに立ち寄る「四倉・久之浜コース」(10km)が唯一設けられた。大型連休中に、いわき市での観光を楽しむための選択肢の一つとなりそうだ。
 JRでは駅サイを通じて、福島県浜通りエリアと、茨城県内の各駅を発着点に多彩な観光スポットを巡るサイクルルートを提案することで、さらなる魅力を発信する。
 イベントの開催にあたり、スマートフォン向けのデジタル観光ツアーアプリ「SpotTour(スポットツアー)」を採用した。
 各コースの開催期間中、アプリで参加申し込みをすることで、登録されたサイクルルートの観光名所などの案内が受けられるほか、走破した際には、アプリ内で完走記念のスタンプが受けられる。開催日時は特に決まっておらず、自由に楽しむことができる。
 5~7月開催分には、8コースが用意されている。このうち「四倉・久之浜コース」は市の協力で、レンタルサイクルショップ「颯サイクル」から、四倉海岸や波立海岸、ワンダーファーム、商業施設「浜風きらら」内のカフェ「SLOW DAYS cafe」を巡るルートが設定された。
 全体的に平坦で、途中の田んぼ道は交通量が少ないなど、小さい子どもでも安全に楽しめるコースとなっている。

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