いわき民報杯中学春季サッカー 東日大昌平3連覇 植田も体張るもおよばず
第14回いわき民報カップ市中学校春季サッカー大会(NPO法人いわきサッカー協会主催、同協会3種委員会主管、市教委後援、いわき民報社の協賛)は最終日の4月30日、いわきグリーンフィールド多目的広場で準決勝、決勝が行われた。この結果、秋の市新人大会覇者・東日大昌平が春も3連覇を達成した。
30分ハーフで繰り広げられた決勝は、新人大会決勝と同じく、第1シードの昌平と第2シードの植田が対戦した。昌平は前半開始わずか2分でDF永山優(2年)が右サイドを駆け上がって先制ゴールを決めると、終了間際の31分にはFWの白坂誉(3年)が中央から落ち着いてGKをかわし2点目。後半も37分にMF荒川良海(同)が相手DFと競り合いながら、追加のゴールを挙げた。
新人大会では昌平に0―8と大敗した植田だったが、この日は守備陣が体を張って健闘。次々に放たれるシュートを防いだが、攻撃面ではなかなか決定機をものにできなかった。
3位には、前回の準優勝校で、ノーシードながら昌平から今大会唯一のゴールを奪った泉、シード校同士の準決勝で0―1で植田に惜敗した小名浜一が入った。
試合終了後、表彰式が開かれ、大会会長を務めるNPO法人いわきサッカー協会の四家孝幸会長と、いわき民報社の鈴木淳代表取締役から、昌平に優勝杯と賞状、植田に賞状が贈られた。