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いわきFC 完敗ながら清水戦で宮本が攻守に駆ける 苦しくとも仲間鼓舞

 ■明治安田生命J2リーグ第14節 いわきFC1―9清水エスパルス(7日、アイスタ)
 ▽得点【い】吉沢(後45+4)【清】乾(前2)中山3(前16、45+2、後12)井林(後6)カルリーニョス・ジュニオ(後7)チアゴ・サンタナ3(後26、40、45+8=PK=)
 完敗と言える結果に終わった清水との試合だったが、MF宮本英治(24)が攻守にわたって懸命なプレーを見せた。豊富な運動量を披露したが、試合後には「サッカー人生において、これだけ差がついたのは初めてだった。率直に悔しい。圧倒的な差を感じて、プレーすることは苦しかった」と打ち明けた。
 その上で「自分はもう若手ではないので、『俺たちできるぞ』というのを、背中で語るように心がけていた。しかし今日の試合は、個人のバトルで戦えていなかった」と振り返る。
 前半早々の失点から、1回攻撃のチャンスを与えたら得点されるような、自分たちのもろさが露呈したと指摘する。「精神的な部分で前向きな言葉をかけたが、悔しい気持ちを表情に出す選手が多くて、迷いがあるような感覚があった」と、メンタリティーの面が重要と強調する。
 後半のアディショナルタイムで、イエローカードをもらってしまい、次節は累積警告で出場できないが、再びピッチで躍動し、勝利することを誓った。

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