高校野球「いわき民報社白鷲旗」懸けて 組み合わせ決まる 6月2日開幕
県高野連いわき支部(会長・柳沼英樹磐城高校長)の令和5年度第2回評議委員会が25日、平字高月の磐城高百年記念館で開かれた。席上、いわき民報社白鷲旗争奪の「第64回いわき地区高校野球選手権大会」(県高野連いわき支部主催、いわき民報社の後援)の組み合わせ抽選会が行われ、対戦カードが決まった。
大会は6月2日、平野球場で開幕し、同支部所属の10校が出場して、トーナメントで頂点を競う。4大会連続優勝を狙う東日大昌平は、3日の2回戦第1試合で磐城と対戦する。同5日までの4日間、全9試合を平球場で実施する。雨天順延で、予備日は同6、7日。
夏の前哨戦となる今大会では、より多くの部員の出場機会を増やそうと、試合ごとの選手の入れ替えを認める。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、近年はベンチ入りの人数を20人としていたが、5類移行を受けて25人とする。会場への入場者数の制限は設けず、マスクの着用は個人の判断に委ねる。声出し応援も復活する。
開会式では、優勝旗の返還とレプリカの贈呈のみ行い、閉会式では優勝校に賞状と優勝旗、準優勝校に賞状と準優勝楯を授与する。
組み合わせ抽選は、これまでの戦績をふまえずに、フリー抽選を実施。各校代表者が予備・本抽選を行った。今大会は春の支部大会出場を見送った磐城農業が加わり、2回戦第4試合で小名浜海星と対戦する。平商業、いわき総合は支部大会に引き続き、相馬農業と合同で出場し、勿来工業との開幕戦に登場する。