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J2いわきFC あすアウェー東京V戦 さらなる浮上のきっかけに

 いわきFCは28日、明治安田生命J2リーグの第18節として、味の素スタジアム(東京都調布市)で、2位の東京ヴェルディ(東京)と対戦する。キックオフは午後2時。
 今節の相手となる東京Vは攻撃の多彩さに加え、失点がわずか9という強固な守備が光る。このうち、いわきに在籍経験を持つMFバスケス・バイロン(23)は、右サイドからのドリブル突破と積極的なシュート、鋭いクロスで好機を作る。
 東京Vの代名詞といえば、ボールポゼッション重視の攻撃的なスタイルだが、今季はセットプレーやロングカウンターからの得点も多く、バリエーションの豊富さに各チーム手を焼いている状況だ。
 いわきは前節の磐田戦で、運動量に勝る後半に好機を連発した。終盤に許した先制点は個人技によるもので、攻撃の手を緩めなかった結果、終了間際にMF山下優人(26)のコーナーキックから、DF遠藤凌(24)が頭で合わせて同点に持ち込んだ。
 山下、遠藤のホットラインからのゴールは2戦連続。勝ち切ることはできなかったが、タレント揃いの名門相手に勝ち点1をつかみ取ったことは、選手たちも「J2でもやれる」という自信につながった。前節現在で20位だが、東京V戦をさらなる浮上のきっかけにしたい。

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