いわきFC 山形戦 嵯峨「自分が決めていれば」 最高の準備で次戦は勝つ
■J2第20節 いわきFC0―3モンテディオ山形(11日、NDスタ)
▽得点【山】チアゴ・アウベス(後3)加藤2(後34、45+1)
前半22分の先制機を逃したMF嵯峨理久(25)は「自分が決めていれば、もっと楽に試合を運べたと思う。チームメイトとサポーターに申し訳ない」と悔しさをにじませた。中盤のルーズボールで相手に競り勝ち、「ゴール前まで運べるイメージが付いた」と振り返る。ドリブルで切り込み、キーパーの動きを見極めながら、右足でシュートしたが、ポストに嫌われてしまった。
試合後のミーティングで、村主博正監督(46)からは「この悔しさをピッチで返そう」と伝えられたと明かす。攻守に奮闘する嵯峨は「苦しい状況だが勝ち点3を取れるよう、おのおのが最高の準備をしたい」と誓う。決定力不足や守備面の修正をしっかりと果たし、次戦のホーム・千葉戦では勝利を収めると力強く示した。