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いわき湯本温泉のブランド化へ 支所や温浴施設交えた拠点イメージ示される

 官民共通で構成する「いわき湯本温泉ブランド化作戦会議」の令和5年度第1回会議が15日、常磐湯本町の同温泉旅館協同組合会議室で行われた。作戦会議を通じて、2030(令和12)年を目標に、観光拠点における駅周辺の公共用地利活用による生活基盤の拡充、街なかのにぎわい創出などを目指す「常磐地区市街地再生整備基本計画」の策定を進めていく。
 初回の集まりとして、「作戦会議の役割」「事業全体ロードマップ(案)」「本年度の活動予定」などを確認したほか、対象地域の公共空間整備に関するレビュー(助言・提言)、温泉の魅力や価値を高めることに必要な取り組みについて意見交換した。
 意見交換にあたっては、湯本駅前の御幸山公園を背景に、交流・滞留拠点事業に必要な地域であることから、安全性・景観性の向上を図るため、植栽で保護する「法面緑化工」、コンクリートやアンカーなどで保護する「構造物工」が提案され、いずれも将来的な公園の空間づくりに配慮したイメージが示された。さらに「支所+多目的ホール 温浴+図書館+公民館」「支所+多目的ホール+公民館 温浴+図書館」など施設配置イメージ図3例が提示された。

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