いわきFC 千葉戦 田村新監督「100点」と評価 次は攻撃にパワーを
■J2第21節 いわきFC0―0ジェフユナイテッド千葉(18日、いわきグリーン)
約1年半ぶりにいわきの指揮を執った田村雄三監督(40)。試合後のインタビューでは、「お手柔らかにお願いします」と述べ、会見場は和やかな空気に包まれた。その上で、試合については「(監督交代など)この1週間難しいことがあった中で、勝ち点3は取れなかったが、選手たちは一生懸命プレーしてくれた」と振り返った。
一方で「味方を追い越すだけで満足していた部分がある。(相手ゴールに近いエリアの)ポケットで取りに行った後にどうするか、というプレーができず、シュートに至れなかった」と指摘した。それでもラインを高く保つプレーもできたと「100点」と評し、「攻撃にパワーを持って、次は120点を目指してほしい」と呼びかけた。
かつてと変わらず強度の高いトレーニングを課し、オーバーラップや敵陣でボールを奪うといった攻撃的なサッカーを標ぼうする田村監督。「いわきの選手たちもJ2でやれない訳ではない。現状にしっかりと向き合い、選手とスタッフと一緒に、一戦一戦戦っていく」と決意を示した。