消防人としての自覚新たに 4年ぶりに通常通りの市幹部大会開催
いわき市の消防幹部が集まり、消防職員、消防団員の士気高揚と団結を図る「第57回市消防幹部大会」(市主催、県消防協会いわき支部共催)が18日、いわき芸術文化交流館「アリオス」で行われた。これまで新型コロナウイルスの感染予防のため、中止や縮小しての開催を余儀なくされてきたが、4年ぶりに通常通りに開かれ、団員、職員約760人が出席し、表彰や大会宣言を受けて、消防人としての自覚を新たにした。
大会では消防団旗や消防本部旗、支団旗が壇上に運び込まれ、内田市長が「引き続き公助、共助の担い手として、市民の安全確保にご尽力をお願いしたい」とあいさつ。半沢浩司県いわき地方振興局長、恩田泰行市消防団長、谷野真市消防長がそれぞれの立場から支援と協力を呼び掛けたほか、大峯英之市議会議長、森雅子首相補佐官、坂本竜太郎県議、鈴木誠いわき東署長が祝辞に立った。
また市消防団の鈴木英長第1支団長が大会宣言に立ち、「伝統ある消防精神を堅持しつつ、火災予防・災害対策などの充実強化に務め、消防の使命達成にまい進することを誓う」と力強く読み上げた。