泉・星槎国際高いわきキャンパス 7月1日に説明会 進学・就職サポートへ
生徒の進学・就職をサポートする県教育委員会指定技能教育施設「星槎(せいさ)国際高校いわきキャンパス」(佐藤伸一代表)で、初のオープンキャンパスが7月1日午前10時から、泉玉露2丁目の同校で行われる。参加費無料。中高生および保護者の参加者を募集している。
同校は塾講師の佐藤さんが、不登校問題の解消を目指して2000(平成12)年に開校。08年には県内で初めて、県教育委員会指定の技能連携校となった。商業高校で指導経験のある講師のもと、簿記や文書処理といった就職に役立つ実務を身に付けることができる。不登校を乗り越えて、大学進学を目指す生徒もおり、これまで500人以上の卒業生を送り出している。
佐藤さんは「不登校の生徒、保護者は周囲にも相談できずに不安を抱いているケースが多い。人間関係や学習面など不登校に至る道のりはそれぞれで、民間ならではのやり方でアプローチしている」という。
対象は中学~高校生と保護者。午前10時~午後0時半、生徒の体験会ではプログラミングとイラストの授業が体験できる。同時開催の保護者向けセミナーでは星槎名古屋中学前校長、星槎大学特任准教授の安部雅昭さんが「不登校の本当の解決に向けて大人ができること」をテーマに講演する。個別相談も受け付ける。問い合わせは、電話=(56)2121=まで。