いわきアリオスにカフェオープン 周辺環境生かした市民交流の場に
地域振興に当たる団体「NPO法人TATAKIAGE Japan」(平字白銀町、小野寺孝晃理事長)は6日、いわき芸術文化交流館「アリオス」に、新たなサンドウィッチカフェ「Pique+Nique(ピッケニッケ)」をオープンした。
ピッケニッケは、フランス語でピクニックを意味する言葉から名付けられ、単なるカフェにとどまらず、いわきアリオスに隣接する平中央公園、新川沿いの環境を生かしながら、市民が交流できる場所を目指している。
メニューにもこだわりを持ち、市内の人気ベーカリーのパンに加え、田人産の米粉を使ったワッフルなどを用意し、おいしさと地産地消の両立にもこだわっている。
また新規創業者の事業支援として、市内で障がい者の創作活動を支援する「はなのころ」に向けて、カフェの一角に絵画や造形作品を展示するアートギャラリーを設けている。
店名にあるように、いわきアリオスの周りでピクニックを楽しんでもらおうと、サンドウィッチなどを購入した人を対象に、来週末からレジャーシート等を貸し出すサービスも始める。
TATAKIAGE Japanの菊池裕美子さん(35)は「これだけ素晴らしい環境にもかかわらず、どうしても普段は人が少ない印象を受けてしまう。ぜひピッケニッケを起点に足を運んでほしい」と話す。今後についてはマルシェやワークショップといったイベントも予定しており、新たな人の流れを作っていく。
場所はいわきアリオス本館2階。営業時間は午前11時から午後5時。定休日は毎週火曜日(その他不定休あり)。詳しくは、インスタグラム<こちら>を参照すればよい。