市立美術館「古代エジプト美術館展」3万人達成 郡山市の魵沢さん一家
平の市立美術館で20日まで開催中の「古代エジプト美術館展」の入場者が14日、3万人を達成した。過去に市立美術館で3万人を超えた企画展は、1994(平成6)年度の「鳥山明世界展」(4万8554人)、2018度の「エリック・カール展」(3万6365人)のみ。
記念すべき3万人目となったのは、郡山市日和田町の会社員魵沢(えびさわ)宏二さん(42)と妻・久美子さん(39)、小学2年の長男・光明君(7)、長女・明音さん(3)一家。同館2階の会場入り口前でセレモニーが行われ、大楽幸江副館長から同展図録、次回企画展招待券などがプレゼントされた。
宏二さんは驚きながらも、「今朝方、展覧会を見たいと思い立って訪れた。夏休みの良い思い出になった」と、家族とともにうれしそうな表情を浮かべていた。過去の企画展で3番目の入場者を記録し、大楽副館長は「連休、お盆で来館者が増えたと思う。まだ見ていない方は、ぜひ足を運んでほしい」と来館を呼びかけている。