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四倉海水浴場の開設120年記念展 写真・本紙記事など ひまわり信金で

 四倉海水浴場の「開設120周年記念展」が31日まで、ひまわり信用金庫四倉支店(四倉町字東四丁目、鵜沼敏治支店長)で開かれている。
 同海水浴場は平町、四倉町の名士らが「四倉海水浴友倶楽部」を結成し、1903(明治36)年7月26日に開場式を挙行。当時の場所は現在の四倉港付近で、磯場が多く、風光明媚(めいび)な環境の中、療養目的の「塩湯治」「海氣浴」に利用されていた。
 昭和10年代には同港整備のため、エリアが南に移動し、現在地になった。同30年代からは、海水浴のレジャー化が進み、本格的な夏のイベントが開かれるようになり、花火大会、ミス浜っ子コンテスト、港まつり大カーニバルなど多彩な催しでにぎわいを見せていた。
 同展を企画した「小泉屋文庫」主宰の地元学研究者緑川健さん(55)=四倉町=は「今年の海開きのメイン会場が四倉海水浴場でもあり、開設120周年の節目にも当たることから、これまでの歴史などを知ってもらいたい」と話した。
 店内には、緑川さん所有の資料、写真コピーほか、1957(昭和32)年7月13日付のいわき民報「海水プール開き 四倉仲町海岸で盛大に挙行」の記事など約30点を展示している。時間は平日午前9時~午後3時(午前11時半~午後0時半除く)。

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