ら・ら・ミュウに東北初「オートバイ神社」 愛好家拠点に地域振興も目指す
小名浜の市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」に、東北初となるオートバイ神社がお目見えした。ら・ら・ミュウはツーリングの拠点として知られており、休日になると、多くのバイク愛好家が集っていることから、新たなランドマークとして設置されることが決まった。
オートバイ神社は、日本二輪車文化協会(東京都港区)が、観光振興を目的に全国各地で展開しており、ツーリングの拠点として、地域活性化も目指している。ら・ら・ミュウは全国で22カ所目となる。ら・ら・ミュウ1階の南側休憩所には、鳥居が置かれているほか、「バイクの聖地 いわき・ら・ら・ミュウ」と書かれた顔出しパネルも用意されている。
30日にはオートバイ神社の鎮座に合わせ、小名浜諏訪神社の小名川祐輝宮司による神事が執り行われた。同協会やら・ら・ミュウの関係者らが出席し、今後いっそうの盛り上がりを祈念した。
ら・ら・ミュウの本田和弘代表取締役専務は「東北初の設置ということで、神社を通して多くのお客様に来ていただき、本市の魚文化の発展と、(いわき市の水産物ブランド)常磐ものの安全性を実感していただきたい」と話しており、多くのバイク愛好家の来訪を楽しみにしていると笑顔を見せた。