いわき民報社黒獅子旗懸けて 市中学野球の新人戦 24日に開幕
いわき民報社黒獅子旗を懸けた「第58回いわき市中学校新人体育大会軟式野球競技」(市中体連、いわき民報社など主催)が24、30日と10月1日の3日間、南部スタジアムをメインに、小名浜球場、平野球場、中央台北中グラウンドで開催される。
組み合わせ抽選会が5日、内郷一中で開かれた監督会の席上行われ、出場を予定している合同の5チームを含む27校・21チームの対戦カードが決まった。昨年優勝校の泉は、玉川との合同チームで2回戦から登場し、30日に錦と湯本一・二・三合同チームの勝者との初戦に臨む。
大会はいわき野球連盟傘下の北地区、磐南野球連盟の南地区の2地区・4ブロックに分かれ、トーナメントを行う。地区トーナメントを制した2チームが決勝に進み、黒獅子旗をかけて対戦する。
今年は新型コロナウイルスの5類移行に伴い、4年ぶりに応援を全面解禁。簡素化・省略されていた開会、閉会式については通常通り実施するが、入場行進は行わない。開会式は24日午前8時半から小名浜球場で行われ、前回大会を制した泉が優勝旗、準優勝の中央台北が盾を返還。いわき民報社が両校にレプリカを贈呈し、江名中の主将が選手宣誓をする。
試合規定は公認野球規則、県中体連軟式野球競技規則などを適用。コールドゲームは全試合で適用し、三回15点差、五回7点差が条件。七回まで勝敗が決しない場合は無死一、二塁からスタートのタイブレークを採用する。このほか選手の熱中症対策のため、四回終了後に給水やうがい、守備時間が長引いた際には給水時間を設け、試合時間はこれらの時間なども含めて最大1時間40分としている。
県大会は10月22、28、29日の3日間、会津地区を会場とする。準決勝に勝ち上がった4チームが出場する。