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常磐・藤原川2カ所で決壊 週内めどに大型土のう設置の応急工事

 いわき市を襲った記録的大雨に伴い、藤原川のうち、常磐藤原町別所、同町欠ノ下の2カ所で決壊が確認され、県は11日から大型土のうを設置する応急工事を始めた。
 県いわき建設事務所によると、高さ3~4㍍の堤防が別所では約80m、欠ノ下では約50mにわたって損傷し、河川から水や土砂が田畑に流れ込んだ。収穫を控えた水田の稲や、栽培中の野菜が被害を受けた。応急工事は5日程度かかる見通しだが、前倒しに努めていく。
 また、いわき市を流れる県管轄の河川では、護岸の損傷や、堤防の表面が削られる洗掘が複数判明しており、同事務所が調査を実施している。県によると、12日から同事務所に対して、土木部本庁・出先機関から応援職員を派遣し、災害調査を強化する。
 いわき市の河川の越水に関しては、新川、蛭田川、渋川、山田川、天神川、宮川、江畑川、好間川、湯本川の9カ所で分かっており、県は12日に取りまとめを示す方針。19日に最終的な結果を発表するとしている。

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