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内堀知事 豪雨被災の内郷地区を視察「県独自の交付金制度も積み上げたい」

 内堀知事は26日、台風13号に伴う記録的豪雨で、大きな被害を受けた内郷地区を視察した。視察では内田市長とともに、校舎が浸水した宮小が、11日から間借りする内郷二中を訪問し、6年生の授業を見学した。
 児童7人が坂本梓講師の指導で「漢字の広場」を学習する中、「大雨で大変な思いをしましたね。大好きな宮小が使えませんが、中学生の皆さんと仲良くなるチャンスにもなります。これからも元気で笑顔で通学してください」と元気づけた。
 続いて、国宝白水阿弥陀堂に足を運び、お堂を管理する願成寺の赤土隆行住職の案内で、被害状況を確認した。一連の視察後、内堀知事は「被害額すらまだ算定されていない状況にあるが市、県、国が一体となり、甚大な被害から復旧・復興を必ず前進させたい」とした上で、「さまざまな制度を目いっぱい活用するほか、県独自の交付金制度なども積み上げていきたい」と述べた。

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