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県議選の概要発表 小川地区で初の「移動期日前投票所」導入へ

 11月2日告示―12日投開票の県議選に向け、市選挙管理員会(市選管)事務局は28日、概要について発表した。今回から新たに小川地区で、おでかけ市役所「行政Maas(次世代移動サービス)車両」を活用し、移動期日前投票所を試行的に導入する。車両は地元の公共施設などを巡回する予定で、背景には公共交通の廃止や、有権者の減少があり、投票所を統合した上で効果を見極め、将来的には本格導入を目指す。
 市選管によると、いわき市の最新(9月1日現在)の選挙人名簿登録者数は、26万3260人(男性12万8734人、女性13万4526人)。
 昨年7月の参院選から投票所の統合が行われ、平地区が24→23(豊間の2投票区を1投票区に)、勿来地区が22→21(岩間・小浜と東田・佐糠を統合)、小川地区が4→2(地区全域を再編)となる。
 投票所の臨時統合として、台風13号に関連した記録的大雨に伴い、宮小体育館が浸水したため、今回に限って、内郷第10投票区は内郷二中体育館で実施する。
 意思疎通に困難を伴う人に向けた「投票支援カード」も導入される。あらかじめ必要な事項を記載してもらい、投票所の係員に渡すことで、必要な支援や迅速な投票を可能にする。障がいがあっても投票しやすくなるため、4月の統一地方選をきっかけに、全国各地で取り入れられている。
 不在者投票を希望する人に対しては、マイナポータルサイト(ぴったりサービス)を利用し、オンラインで投票用紙が請求できる。この取り組みも初めて。
 ポスター掲示場は719カ所。投票時間は全135カ所で繰り上げる。午後6時までが勿来(第4、13~15、17~19、21投票区)、遠野、小川、三和、田人、川前、久之浜・大久の全投票区。同7時までが平、小名浜、常磐、内郷、四倉、好間の全投票区と、勿来(前述の8カ所以外)。期日前投票所は17カ所に設けられる。
 開票は11月12日午後8時から、平下荒川の市立総合体育館で。確定予告時刻は同9時50分。

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