いわきFC ホームで清水に1-7 攻めの姿勢貫くも雪辱果たせず
サッカー・明治安田生命J2リーグの第39節として、17位のいわきFCは21日、ホームの21世紀の森公園・ハワイアンズスタジアムいわきに、2位の清水エスパルス(静岡)を迎えたが、1-7で敗れた。通算成績は11勝11分け17敗の勝ち点44。暫定順位は前節と同じく、22チーム中17位に付けている。
試合は前半11分、相手GKからのロングボールに味方同士が交錯し、抜けたボールに反応されて先制点を許す。さらにゴール前でのこぼれ球から2点を献上し、3点差を付けられたが、41分にFW有田稜(24)が右サイドからペナルティーエリア中央にパスを出すと、FW谷村海那(25)が走りこんで右足を振りぬき、待望の得点を挙げる。
後半も攻めの姿勢を貫くいわきだったが、さらに4点を決められる展開に。最後まであきらめなかったが、アウェーで戦った前回(5月7日、●1-9)の雪辱を果たすことはできなかった。
田村雄三監督(40)は試合後、「ハーフタイムに3点取りにいくと舵を切った。守る試合展開をするならば、監督は自分でなくてもよいと思っている。引く戦術はいくらでもある」と、あえて戦い方へのこだわりを強調した。その上で成長するために必要な過程であると指摘し、「残り3戦、また明日から選手一人ひとりと向き合っていく」と述べた。
次戦の第40節は29日、アウェーのフクダ電子アリーナ(千葉県千葉市)で、5位のジェフユナイテッド千葉(千葉)と対戦する。キックオフは午後2時。