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福島第一原発の処理水 2回目の海洋放出完了 海水のトリチウムに異常なし

 東京電力は23日、福島第一原発の汚染水を浄化した後の処理水を巡り、2回目の海洋放出を完了したと発表した。2回目の海洋放出は5日に始まり、22日までに予定した約7810トンが流された。23日は配管に残る処理水を淡水で押し流す作業が行われ、同日午後0時8分にすべての工程が終わった。問題は確認されていない。
 1日当たり約460トンの海洋放出を実施し、現時点で同原発周辺では、放射性物質トリチウムの値に異常はない。本年度は計3万1200トンの処理水を、計4回の海洋放出を計画している。

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