あす小名浜で「いわき防災EXPO」 バッテリーバレーフェスタも併催
官民が連携して、災害に対する学びの機会を提供する「いわき防災EXPO(エキスポ)」が11日、イオンモールいわき小名浜、小名浜アクアマリンパークで行われる。参加費無料。午前10時から午後4時まで。
イオンモールの2階マリンコートステージでは、いわき短期大の松井素子ゼミによる防災紙芝居の発表、いわき観光情報ナビゲーター「フラおじさん」による防災クイズ大会はじめ、防災グッズづくりや展示が予定されている。
アクアマリンパークでは、蓄電池関連産業の集積・発展を目指す「いわきバッテリーバレー推進機構」が協力し、いわきバッテリーバレーフェスタ2023の一環で、災害時の給電に役立つ燃料電池車や、ハイブリッド車などのxEV(電動車)の展示・デモンストレーションも実施する。
同機構では9月の豪雨や、近い将来想定される巨大地震を踏まえ、災害時のライフラインとして、電気を確保する重要性を訴えている。地元企業による防災関連製品も披露され、広く市民の意識を高める場としていく。
会場には〝はたらくくるま〟として、パトカーや白バイ、消防車、自衛隊小の型トラック、東北電力の高所作業車も駆け付け、撮影や試乗を通じて、子どもたちも楽しめる内容となっている。