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いわき市 湯本駅とハワスタ間に案内表示設置へ 地元商店会・団体に説明

 市は、JR湯本駅から21世紀の森公園まで効果的な徒歩来場を実現するため、新たなアクセス改善事業として、距離を伝える「ロードサイン」を設置する方針を検討している。ロードサインは道路沿いに設けるほか、地中埋め込み式も想定されている。
 21世紀の森公園は、サッカーJ2・いわきFCの本拠地として、ハワイアンズスタジアムいわき(ハワスタ=いわきグリーンフィールド)が立地している。市は本年度、いわきFCのJ2昇格に合わせ、湯本駅から会場までの約1・5kmに、チームカラーの赤色と青色の線を引く事業を計画したが、2月の市議会で費用や効果を疑問視する声が上がり、事実上の見直しが決まった。
 市議会の議論では「特定企業・団体のために公共物に手を加えるべきではない」や、「住民との話し合いがないのではないか」との意見が出されていた。
 こうした点を踏まえ、市はいわきFCをモチーフとしながら、地元の理解を得た上で、ふさわしい経路案内のあり方を模索してきた。またいわきFCのJ2残留が決定したことから、アウェーを含めて来季も多くの来場者が見込まれており、観光交流人口の拡大が期待されている。
 16日には常磐湯本町のいわき商工会議所常磐支所で、市が地元商店会、地域団体・じょうばん街工房21のスポーツまちづくり部会の関係者に対して、今後に向けた説明会を行った。説明会では賛同も得られたことから、市はロードサインの具体的内容について着手していく。

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