原発処理水の海洋放出 本年度3回目完了 周辺のトリチウム濃度異常なし
東京電力は20日、福島第一原発の汚染水を浄化した後の処理水を巡り、3回目の海洋放出を完了したと発表した。海洋放出は2日に始まり、7753トンの処理水を海に流し、20日正午過ぎに一連の作業を終えた。
東電によると、3回目の海洋放出に関しても、同原発周辺の海域で、放射性物質トリチウムの濃度に異常はなかった。8月に開始された海洋放出は、本年度4回に分けて実施する計画となっており、4回目は年明け以降の見通し。
東京電力は20日、福島第一原発の汚染水を浄化した後の処理水を巡り、3回目の海洋放出を完了したと発表した。海洋放出は2日に始まり、7753トンの処理水を海に流し、20日正午過ぎに一連の作業を終えた。
東電によると、3回目の海洋放出に関しても、同原発周辺の海域で、放射性物質トリチウムの濃度に異常はなかった。8月に開始された海洋放出は、本年度4回に分けて実施する計画となっており、4回目は年明け以降の見通し。