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市議会12月定例会開会 内田市長「危機管理モデル都市目指す」

 市議会は7日、12月定例会が開会した。初日の本会議では、会期を21日までの15日間と定め、市からは議案55件が提出された。
 議案のうち、条例改正案としては、来年4月に内郷子育て支援センター(内郷高坂町)を開設するほか、同3月末をもって、湯の岳山荘(常磐藤原町)、海竜の里センター(大久町)を用途廃止する方針が示された。また来年4月から、下水道使用料を平均23・23%引き上げる考えが盛り込まれた。
 一般会計補正予算案としては、4億6082万3千円が計上された。主な内容として、UIJターン支援事業費に1810万円、内郷一中校舎に対する長寿命化改修工事に978万3千円となっている。9月の台風13号に関連した豪雨に伴い、内郷宮町の金坂第二排水路整備事業について、事業完了を3年前倒しし、来年度の台風シーズン前に間に合わせるため、本年度中の契約に合わせ、債務負担行為を措置した。
 内田市長が市政報告に登壇し、9月の大雨に関しては、全国から寄せられた支援に改めて謝意を伝えた上で、復旧を巡る3カ月間の取り組みを説明した。11月18日に行った市総合防災訓練にも言及し、「課題を抽出して今後の避難体制の充実を図り、市民の命を守る『逃げ遅れゼロ』『災害死ゼロ』の危機管理モデル都市を目指す」と強調した。
 提案理由説明のうち、下水道使用料の値上げに向けては、「施設の老朽化に伴う更新需要の増加や、人口減少、さらには節水型社会への移行などで、一層厳しさを増している」と指摘。経営審議会の答申を受け、収入確保も必要なことから、妥当であると述べた。
 8日以降の日程は次の通り。
 ▽8~10日=休会(議案調査のため)▽11~14日=本会議(一般質問)▽15日=同(一般質問―質疑―委員会付託)▽16、17日=休会▽18日=常任委員会▽19日=特別委員会▽20日=休会▽21日=本会議(委員長報告―採決―閉会)

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