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いわき市の公立小・中で終業式 豪雨被災の宮小「思い出多い毎日に」

 いわき市の公立小学校60校、中学校37校では22日、2学期の終業式が行われ、子どもたちは23日から来年1月8日まで、17日間にわたる冬休みに入る。
 9月の台風13号に関連した記録的大雨に伴い、校舎が浸水被害を受けた内郷宮町の宮小(遠藤謙一校長)でも終業式の日を迎えた。同校は約2カ月半にわたって内郷二中の空き教室を間借りしたが、11月27日からもとの校舎で授業を再開した。
 終業式は体育館が依然として使えない上、インフルエンザが流行しているため、それぞれの教室でのオンライン形式で実施した。
 遠藤校長が「経験したことのない大きなできごとだったが、一人一人が知恵を出し合い協力したことで、乗り越えることができたと思う」と呼びかけ、感謝の気持ちを忘れないことの大切さを強調。「年末年始はたくさんの楽しい行事がある。家族とともに思い出の多い毎日を過ごしてほしい」と語った。

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