地域連携ICカードは「ロコカ」 今春から新常磐交通で導入へ
新常磐交通とジェイアールバス関東は、今春にそれぞれ浜通り、県南地区の一般路線バスに導入を予定している地域連携ICカードの名称とデザインを決定し、「LOCOCA(ロコカ)」と名付けた。
地域連携ICは、バスの定期券や各種割引などの地域独自サービスと、JR東日本が提供する乗車や電子マネーなどに使える同社のICカード「Suica(スイカ)」のサービスが、1枚で利用できる「2in1カード」で、昨年11月に発表された。
LOCOCAの名称は地域密着感といわき(福島)の住民のあたたかさを表現するため、「ローカルカード」と、ハワイ語で〝地元の〟を意味する「ロコ」を掛け合わせたという。
デザインについては、LOCOCAの「L」と「C」を福島県の輪郭に近い形に見立て、中心に1つの笑顔を描くことで、利便性に優れたカードで人々に笑顔を提供したいとの願いが込められた。