県内で交通死亡事故多発 いわき市でも緊急街頭啓発行われる
福島県では今年に入り、18日までの半月あまりで交通死亡事故が立て続けに6件発生した。いわき市でも12日、小川町地内で80代の女性が軽自動車を運転中、カーブ外の立ち木に衝突して亡くなっている。
県、県交通対策協議会では19日に「交通死亡事故多発全県警報」を発令した。28日まで。発令は昨年4月以来で、県警では交通指導取り締まりを強化するとともに、県も23日から振興局単位で緊急的な街頭啓発活動を展開している。
県いわき地方振興局でも23日、平谷川瀬のヨークベニマル谷川瀬店でキャンペーンを実施した。同振興局に事務局を置くいわき地方交通対策協議会、市交通安全対策協議会、いわき中央地区交通安全協会、いわき中央署から14人が参加し、利用客に夜光反射材やウェットシートなどの啓発グッズとともに、警報の発令を知らせるチラシを配布し、事故に遭わないよう注意を呼び掛けた。
また、県警がなりすまし詐欺や犯罪の発生情報などを発信する「POLICEメール」の登録推進に向けたチラシも併せて配った。