いわき地方も大雪に警戒を 国道49号・三和町中三坂で車両立ち往生も
いわき地方は5日午後から、本州の南岸を低気圧が通過する影響で、広い範囲で雪が降り始めた。福島地方気象台によると、予想より降り方が強まった場合は、警報級の大雪となる可能性があるという。
5日午後6時から6日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で浜通りの山沿いで30cm、平地でも20cmとしている。
浜通りでは6日正午ごろにかけて、大雪による交通障害、建物や農業施設への被害に注意・警戒し、屋根からの落雪、電線や樹木への着雪にも気をつけるよう求めている。
磐城国道事務所によると、5日午後5時半現在、三和町中三坂字田ノ入の国道49号で、大型車両が立ち往生しているとの情報が入っている。また三和町上市萱に設置された長沢峠のライブカメラでも、郡山市方面に車列がつながっていることが確認できる。
国道49号は、磐越道いわき三和IC-あぶくま高原道路・平田ICの間で通行止めとしている。またNEXCO東日本によると、磐越道はいわき三和IC―郡山東IC間の上下線が通行止めとなっている。
(写真2枚目は、JRいわき駅前の様子=5日午後5時13分)
※追記 通行止めは解除されました。