いわきFC イオン小名浜で大倉社長と選手のトークイベント J2開幕控え
明治安田J2リーグの開幕を控え、いわきFCの「J2開幕直前!サトシの〇〇inイオンモールいわき小名浜」が20日、イオンモールいわき小名浜で行われた。
チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智代表取締役が司会を務め、選手の横顔や練習の裏側を紹介するYouTube(ユーチューブ)のオリジナル番組「サトシの〇〇」から派生したイベントで、3月3日にハワイアンズスタジアムいわきで開催されるホーム開幕戦などの周知を兼ねて実施した。
会場には大倉社長に加え、いずれも新加入のFW近藤慶一(昨季は特別指定選手)、MF加藤悠馬(同)、DFパク・ジュンヨンの3選手が登壇。トークテーマはサイコロで決められ、近藤選手がサポーターの質問で、今季の始動の際に体重が増えていた理由を聞かれると、「(オフに)うどんを食べすぎました」と明かして笑いを誘った。今季については「フィジカルを生かした空中戦、対人戦を見てほしい」と述べ、好調さをアピールした。
加藤選手は、MF加瀬直輝選手と普段から仲が良いエピソードや、映画の影響で髪を伸ばしていることを紹介しつつ、「ドリブルが結構早いので、注目してください」と語った。パク選手は、田村雄三監督の〝カリスマ性〟を指摘し、大倉社長から「(試合の)レギュラー取ろうと思っていない?」とからかわれる場面も。現在は日本語を絶賛勉強中といい、「加入前から精神的な部分を気にかけている。チームに貢献できるよう頑張りたい」と意気込んでいた。
和やかなムードで進行し、予定の30分はあっという間。訪れた100人ほどのサポーターたちを楽しませた。大倉社長は「開幕に向けてしっかりと準備し、また皆さんと一緒に熱狂空間を作っていきたい」と締めくくり、今季も変わらぬ応援を呼び掛けていた。
いわFCは24日、第1節となる開幕戦で、昨季17位の水戸ホーリーホック(茨城)と対戦。スタートダッシュを狙い、ケーズデンキスタジアム水戸(茨城県水戸市)に乗り込む。キックオフは午後2時。
(写真:トークを繰り広げる大倉社長、近藤、加藤、パクの各選手)