いわき市美展 23日から「絵画・彫塑の部」 市長賞は小川町の平子さん
第53回いわき市民美術展覧会(市美展)の「絵画・彫塑の部」が23日から、市立美術館で始まる。会期は3月3日まで(2月26日は休館)。
展示に先立ち21日、宇都宮美術館、やないづ町立斎藤清美術館の佐々木吉晴館長=いわき市内在住=による作品審査が行われ、市長賞に無職平子貞男さん(84)=小川町高萩=の絵画「地に生きる」、市議会議長賞に同・鷺邦明さん(69)=錦町=の同「ホワイトホール」、市教育長賞に同・高木武広さん(76)=小名浜=の同「記憶の反芻/蒐集」が選ばれた。
各賞の表彰式は25日午前11時から、同館2階ロビーで行われる。
「絵画・彫塑の部」には一般応募190点(うち青少年33点、前年比1点減・青少年は同6点減)、招待作品7点(うち遺作展示1点、前年比同)の計197点が寄せられ、あす一般公開される。入場無料。展示時間は、午前9時半から午後5時(入館は午後4時半まで)。
会期中の催しとして、24日午前10時半から「招待作家による入選作品批評会」が開かれる。
(写真:市長賞に輝いた平子さんの「地に生きる」)