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盆踊りうまく表現 いわき回転櫓絵画コンクール 御厩小・本多さん最優秀賞

 内郷地区の夏の風物詩として、市民に親しまれている「いわき回転櫓(やぐら)盆踊り大会」(同盆踊実行委員会主催)の回転櫓児童の絵コンクールで、御厩小5年生の本多稀乃(きの)さん(10)の作品が最優秀賞に輝いた。表彰式は28日夕方、内郷商工会館で開かれる。本多さんの作品は来年開催予定の第69回大会の告知ポスターに採用される。
 内郷地区の5年生を対象に、「夏休み恒例の宿題」として募集したところ、6校から142点が寄せられた。本来であれば、昨年10月下旬から11月上旬にかけて審査会を開催する予定だったが、同年9月に発生した台風13号に伴う豪雨で、一部の作品が被災。このため希望する児童には、作品の描き直しや修正を依頼するなどしたため、審査会の実施が16日に遅れた。
 審査会では、市立美術館特任学芸員の徳永祐樹さん、四ツ倉隆裕副実行委員長の2人が審査員を務め、最優秀賞1点と、優秀賞、審査員特別賞を2点ずつ選出。このうち最優秀賞の本多さんの作品は、回転櫓を見上げた構図が正確に捉えられていることや、夜を表現する鮮やかな青色が目を引き、実際に体験した盆踊りを特にうまく表現できていたことが高く評価された。
 そのほかの受賞者は次の通り。▽優秀賞=渡辺凛(御厩)津野悠真(同)▽審査員特別賞=今井知穂(高坂)賀沢美空(内町)
 (絵画:最優秀賞に輝いた本多さんの作品)

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