マルトが楢葉でサツマイモ収穫 来年1月に地元高校生の商品販売へ
スーパーマーケットチェーンのマルト(本社・勿来町、安島浩代表取締役社長)は2日、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故からの復興を願った「楢葉町 日本一さつまいもプロジェクト」として、双葉郡楢葉町でサツマイモを収穫し、地元の高校生や企業関係者ら約70人が参加した。
サツマイモの栽培は、食品卸大手の日本アクセス(本社・東京都品川区)を介して、菓子製造業の白ハト食品工業(同・大阪府守口市)との縁で実現。20アールの畑が用意され、今年5月に初めて苗植えに取り組んだ。
収穫されたのは、甘くてしっとりとした「ふくしまゴールド」で、熟成期間を経て、磐城桜が丘、小名浜海星、磐城農業高と、同郡広野町のふたば未来学園高がそれぞれ商品開発に挑み、来年1月にマルトで販売される予定だ。