サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会が同国で開かれている。日本代表「なでしこ」は、日本時間28日の準々決勝でオーストラリアを1─0で下し、4強入りを決めた▼同日は休みだったが、早朝からテレビ観戦した。予選リーグから見ているが、試合を重ねるごとに強くなっているように感じる。予選リーグから決勝トーナメント1回戦までは、後半にパワープレーでくる相手にドタバタしがちだったが、準々決勝では落ち着いてプレーできていたように思う▼今回のなでしこには、東京電力女子サッカー部「マリーゼ」に所属していた鮫島彩選手のほか、JFAアカデミー出身の選手、2年ほど前にいわき市を訪問した安藤梢選手ら、福島県ゆかりの選手が多くいる。応援する手にも力が入る▼準決勝は、日本時間7月2日午前8時キックオフ予定。イングランドは強い相手だが、ここを突破して決勝に進み、ぜひ連覇を果たしてほしい。ガンバレ、なでしこ!
片隅抄