市は先ごろ、27年度から29年度までの3カ年を計画期間とした「第7次市高齢者保健福祉計画」を策定した。高齢者を取り巻く状況によると、市内の65歳以上の高齢者は26年10月1日現在で、9万405人。うち、75歳以上の後期高齢者は4万5628人だった▼21日の敬老の日を過ぎ、70歳以上を対象にした市内の地区敬老会も10月2日の三和・遠野地区を皮切りに始まる。11月2日の平地区まで市内13地区で開かれ、地域を挙げて長寿を祝う▼先日、常磐地区の高齢者スポーツ大会を取材した。23回を数え、20年以上続く恒例行事。選手は65歳以上が対象だが、出場者たちがみな元気で、楽しそうに各種目に挑戦していたことが印象に残った▼同計画の中の市内の高齢化の推計は、10年後の37年が9万5186人だった。厚労省によると、男性の平均寿命は80・50歳、女性は86・83歳だった。高齢者の仲間入りはまだ先だが、年を重ねても元気な高齢者でいたいと思った。