メタボリックシンドロームの割合が、全国ワースト3の不名誉な地位に甘んじている福島県▼メタボは心臓病や脳卒中などの原因とされているだけに、県では食生活の改善や運動を推奨し改善に力を入れているが、思うような成果が上がっていないのが実情だ。メタボ気味の抄子も、散歩を日課としているが、成果はいまひとつ。いずれ効果が出ることを信じ、今後も続けるつもりだ▼ところで、この時期気を付けたいものの一つにインフルエンザがある。予防の基本は、手洗いとマスクの装着。インフルエンザ菌は鼻やノドから侵入するだけに、散歩のような外歩きから帰った後は、うがい手洗いが重要になってくる。重症化を防ぐためには、事前の予防接種も大事▼子どもや高齢者がかかると肺炎などを発症し、場合によっては命にかかわることもある。メタボの改善はもとより、まずは病気に負けない体をつくるために、運動を通しての体力づくりをお勧めしたい。