3年に1度の国際首脳会議「太平洋・島サミット」が無事終了した。わが国はじめ、18の太平洋島しょ国・地域などから、トップクラスが前回開催に続き来市、2日間の日程でセッションや関連行事をこなした▼このうち、いわき海星高での東日本大震災慰霊、四倉町のワンダーファームで生産するトマト収穫、試食のほか、首脳夫人プログラムとして、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」を会場に海洋資源、環境保全などをテーマにしたシンポジウムも催された▼関連行事に直接かかわったわけではないが、受け入れる市民として、せめて天候だけでも恵まれてほしいと願ったが幸い雨は避けられた。晴れと雨天では、その雰囲気がのちのちまでイメージされることもある▼食事のもてなしについては、発表された昼食・晩さん会のメニューを興味深く見た。和食、洋食と本県産の食材を使った品々が提供され、首脳らの舌をうならせたとある。まずは一安心した。