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片隅抄

2011.02.25

 「河津桜、咲いたよ」。昨日朝、樹木を管理する佐糠町の常磐共同火力勿来発電所の担当者から電話があった。数輪がほころんだ程度というが、着実に春の到来を感じる▼この早咲きの桜は、同発電所創立50周年を記念した平成15年3月に静岡県・河津町から入手した苗木50本を植樹したもので、毎年春先には淡いピンク色の花を咲かせている。3年前、周辺に菜の花の種をまいたが、こちらの生育は今ひとつのようだ▼桜の名所といえば、「吹く風を なこその関とおもへども 道もせにちる 山桜かな」と源義家が詠んだとされる勿来の関もそのひとつ。花見には早いが来月から同地を拠点にした各イベントが開かれる▼6日は市勿来関文学歴史館の企画展に関連した「短歌を斬る!うたの里入門講座」。26日には、内藤露沾と門人たちが句に詠んだ「勿来八景」の地に建立されている句碑を巡るバスツアーがある。春の一日、歌を作り景観を楽しむのもいいだろう。

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