いったいいつになったら平穏な日々を過ごすことができるのだろうか。全国的に新型コロナの第6波が猛威を振るっている。今月初めから確認されたオミクロン株の影響だが、その感染力は想像を超えたもののようだ▼13都道府県には明日から「まん延防止」の措置が取られる見込みだが、飲食店や国民に責任を押し付けるだけの政府の方針にも疑問も残る▼先日のテレビでそのことについての議論がなされていたが、神奈川県知事が飲食店主から「まん延防止」の措置はありがたいという声があると発言。すかさず、それは小規模の店であって、大規模店舗では支給される協力金では死活問題ですと、鋭い突っ込みを入れられ、知事がタジタジになる場面があった▼同じようなことはいわきでも言われていること。極端な話、閉めていた方が利益が出るという話はよく聞く話。もちろん協力金はありがたい話だが、営業する権利を奪う措置である以上、不公平はあってはならない。