お年寄りは73歳、おじいさん、おばあさんは69歳、シニアは61歳から―高齢者の呼び方アンケートの結果が全国紙に載っていた▼抄子は65前だが、孫からは「おじいちゃん」と呼ばれている。調査からすると、シニアだが、おじいちゃんでいい。年配者の中には老けて見られるのを嫌い呼び方にこだわる人もいるが、抄子は気にならない。それよりも年齢からくる体力の衰えが気にかかる▼近年、高齢ドライバーが運転操作を誤り人をはねたり、高速道路を逆走したりと言った話を聞くとなおさらだ。老化からくる運動能力、認知機能などの低下が原因と言われる。日ごろから食事、運動、頭を使うことを心掛け、少しでも老いを先延ばしにしたいものだ▼老いはだれもが訪れる。それ自体はどうしようもないことだが、老いの弱みに付け込んで詐欺を働く人たちが許せない。今はコロナ禍で医療費が還元されると言って、だます還付金詐欺が横行している。ご注意あれ。